楽天バンガード(VT・VTI・VWO・VYM)の実質コストは高かった!今後の積立はどうする?!




こんにちは、1000万円でインデックス投資をしているシータ@reuse_theta)です。

先日、みんな大好き「楽天全世界株式インデックスファンド(VT)」をはじめとする「楽天・バンガード・ファンド」の運用報告書が公開され、当初の信託報酬よりもだいぶ高くなっていることがわかりました。

実質コストが判明したファンド
  • 楽天全世界株式インデックスファンド(楽天VT)
  • 楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
  • 楽天新興国株式インデックスファンド(楽天VWO)
  • 楽天米国高配当株式インデックスファンド(楽天VYM)

この記事では楽天バンガードファンドの実質コストを紹介するとともにeMAXIS Slimと比較します。また、今後つみたてをどうするべきかも考えていきます。

それでは早速見ていきましょう!

「実質コストなんて初耳ね」という方は先に「信託報酬じゃわからない。投資信託の真の費用は実質コストで判断しよう」」こちらの記事に目を通していただくと理解がスムーズになります。




判明した楽天・バンガード・ファンドの実質コスト。【2018年11月4日】追加で公表された「第一四半期の1万口当たりの費用明細」分を反映

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
シータ
4つのファンドの実質コストはこれだよ!

【2018年11月4日追記】
楽天投信投資顧問から先日追加で楽天VT、楽天VTIに関する「第一四半期の1万口当たりの費用明細」が公表されました。4半期分の費用から第2期の実質コストが予測して追記しました。

ファンド名信託報酬
(税込)
隠れコスト実質コスト報告書
楽天
全世界株式
(楽天VT)
0.22960%0.27242%0.50202%
(2期見込み
0.3691%)
運営報告書
楽天
全米株式
(楽天VTI)
0.16960%0.14162%0.31122%
(2期見込み
0.2843%)
運営報告書
楽天
新興国株式
(楽天VWO)
0.26960%0.33120%0.60080%運営報告書
楽天米国
高配当株式
(楽天VYM)
0.20960%0.25747%0.46707%運営報告書

右から2番目の列が実質コストです。

楽天全世界株式(VT)では、当初の信託報酬は0.22960%だったところ、実際には0.50202%かかっていたことになります。

シータ
2倍以上費用が膨らんだのは痛いね

ただし、第2期では第一四半期のペースでいくと0.3691%程度まで改善されそうです。

楽天全米株式(VTI)は、当初の信託報酬が0.16960%、実質コストは0.31122%です。

サブレくん
米国株式も費用かかったぽっぽね

楽天全米株式(VTI)に関しても第2期は実質コストは改善傾向にあり、0.2843%程度まで下がりそうです。

楽天新興国株式(VWO)は0.26960%→0.60080%、楽天米国高配当株式(VYM)は0.20960%→0.46707%でした。

サブレくん
追加公表された数字でも1.5倍ぐらいの費用がかかってるぽっぽ!
シータ
そうゆうことになるねぇ
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楽天バンガード全世界株式(VT)の実質コスト計算方法

実質コストは運営報告書の数字から計算します。

楽天全世界株式の実質コストを読み取る

運営報告書から「実質コスト」「信託報酬」を読み取り、隠れコストを計算します。

実質コストと隠れコスト
  • 実質コスト:0.304%
  • 信託報酬:0.098%
  • 隠れコスト:0.304% – 0.098% = 0.2060%

運営報告書の信託報酬は、事前に目論見書に公開されている信託報酬0.1296%と乖離しています。

目論見書の信託報酬は0.1296%
参考:楽天全世界株式の目論見書

これは運営報告書の決算対象期間が365日未満だからです。

この数字の差を補正すれば、真の実質コストが求まります。

補正する割合は、以下の計算で132%です。

1年分の信託報酬0.1296% ÷ 実際の信託報酬0.098% = 132%

隠れコストに132%をかけて、1年間に当たる真の隠れコストを求めます。

0.2060% * 132% = 0.27242%

1年間の信託報酬0.1296%とVanguardのVT側の信託報酬0.10%を加えると、真の実質コストが求まります。

0.27242% + 0.1296% + 0.10% = 0.50202%

最終的な実質コストは0.50202%です。

楽天バンガードの実質コストはどのぐらい割高なのか。eMAXIS Slimシリーズと比較

eMAXIS Slim先進国株式

シータ
eMAXIS Slimシリーズの実質コストと比較してみよう

業界最低水準の運用コストを将来にわたって目指し続ける「eMAXIS Slimシリーズ」と、実質コストを比較してみます。

eMAXIS Slimには米国高配当は存在しないため、全世界、米国、新興国の3つで比較します。

資産クラス楽天バンガードeMAXIS Slim
全世界株式楽天
全世界株式
(楽天VT)
0.50202%
(2期見込み
0.3691%)
eMAXIS Slim
全世界株式
(除く日本)
0.23436%
全米株式楽天
全米株式
(楽天VTI)
0.31122%
(2期見込み
0.2843%)
eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)
???
新興国株式楽天
新興国株式
(VWO)
0.60080%
eMAXIS Slim
新興国株式
0.3893%

楽天全世界株式(VT)は0.50202%、eMAXIS Slim全世界株式は0.23436%。実質コストは倍以上差が開く見込み

楽天全世界株式に該当するeMAXIS Slimの商品は、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)です。

全世界から日本が除外されている点が異なりますが、時価総額比率で保有しているので比較対象としました。

まだ「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」は決算を迎えていないため正確な実質コストはわかっていませんが、親とも言うべき全く同じ運用がされている「eMAXIS全世界株式インデックス」は実質コストがわかっているため、そちらの隠れコストから算出してます。

参考:eMAXIS全世界株式インデックス運用報告書

サブレくん
2倍は結構大きい差だぽっぽね

米国株式比較は、eMAXIS Slim S&P500の実質コストが不明のため比較不能

eMAXIS SlimのS&P500は他のSlimシリーズのように親がいるわけではなく、eMAXIS Slimで始めて設定されたファンドのため、実質コストは不明です。

シータ
今の時点ではどちらが高いかはなんとも言えないね

新興国株式比較は、楽天新興国株式(VWO)が0.60080%、eMAXIS Slim新興国株式が0.3893%でeMAXIS Slimが安い

シータ
新興国株式もeMAXIS Slimが安い結果になったよ

新興国に関しては、比較するまでもなく、eMAXIS Slimを購入するのが良いですね。

今後、楽天全世界株式(VT)に積み立てるのはやめるべき?

退職金と確定拠出年金は両方もらえる?
サブレくん
今積み立ててる楽天全世界株式はもうやめた方がいいぽっぽ?
シータ
小額での運用だったり、自分で資産配分を組むのが難しければ今のままでだいじょうぶだよ

きっと今楽天VTを積み立てている人は「自分で資産配分するのが面倒」「リバランスとかも考えたくない」って人が多いと思うんですよね。

それであれば今のまま継続で良いと思います。

もし100万円程度の小額資金で楽天VTで運用していたら、実質コスト0.50202%で費用となるのは年間5,020円です。eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)との差分は2676円。

シータ
どうだろう。自分でリバランスする代わりに2676円払うと考えたら全然高くはないよね

年間で2600円程度の差であれば、追加で積立てすれば挽回できるレベルのコストなので、100万ぐらいであれば無視しちゃっていいかなと個人的には思います。

1000万クラスの運用でも年間26000円です。このぐらいなら自分でリバランスしてもいいかなと思いますが、3000円弱であればお金払って空いた時間で自分のビジネスづくりをやった方が投資対効果は高いと思います。

なので、100万円レベルの小額投資なら楽天全世界株式を続投、残高が多い人はeMAXIS Slim全世界株式(日本除く)にすると良さそうです。

シータ
自分で資産配分できる人はeMAXIS Slimの先進国株式と新興国株式を組み合わせてね

【2018年11月4日追記】
2018年10月31日より、楽天全世界株式よりも低コストで全世界に投資できる「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が新たに登場したため、今後は楽天VTではなくこちらを積み立てることをおすすめします。

「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の詳細は「ついにeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が登場!初心者はこれ1本を買えばいい」で紹介しているので、初心者の方はぜひご覧ください。

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まとめ:買うのは手数料が安いネット証券で

楽天バンガードファンドの実質コストが高かったのは残念ですが、資産運用序盤の方はそんなにこの情報を間に受けて右往左往する必要はありません。

来年にはコストが下がっているかもしれないですし、単年で3000円多く費用がかかったなんて誤差みたいなものです。

上級者の方、運用残高が多い方はeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)か、eMAXIS Slim先進国株式と新興国株式を組み合わせて自作するのが良いと思います。

eMAXIS Slimを最もお得に買えるのは、つみたてNISAなら楽天証券一択、iDeCoならSBI証券マネックス証券が最適です。

eMAXIS Slimが買えるおすすめ金融機関

  • 楽天証券:つみたてNISAならカード払いでポイントもらえる楽天証券が最良
  • SBI証券:総合口座は口座数No1。初心者向けのiDeCoに最適。
  • マネックス証券 iDeCo:中級者向けのiDeCoにピッタリ

おすすめ金融機関の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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